学識サロン式YouTube戦略【要約・まとめ】
こんにちは!
フランチャイズオーナーズラボの小山です。
今回は、書籍解説系YouTuberとしてお馴染みの学識サロンのまぁさんが、出版社を通さずご自身で執筆された「学識サロン式YouTube戦略」という本を解説します。
学識サロンのまぁさんってどんな人?
学識サロンのまぁさんは、2019年5月31日から副業としてYouTubeに動画投稿を開始。
現在ではフリーランスとなり、主にYouTube活動を軸に生計を立てています。
元々は都内の中小企業で営業職としてトップの成績を出し、その後、管理職になりマネジメントを主に行っていたようです。
赤字経営だった企業を2年間で黒字改善し、売り上げは2倍を達成、利益率も8%改善させることに成功しました。
学識サロンは登録者数18万人を超えるチャンネルに成長しています。そして月収は50万円を突破しました。
本書では、YouTube戦略の基本的な考えから、応用した情報まで、上手くいくためのコツが多数解説されています。
特に「顔出し無し」でYouTubeのビジネス・ハウツー系をやろうと考えている人には大いに役立つ本となっています。
この本の結論は、「的確な戦略でYouTubeを攻略し、ビジネスで爆発的な成果を出そう!」という内容です。
実はあなたもすぐにYouTubeはできちゃいます。
そして人によっては月数十万から数百万稼げているYouTuberがいるのも事実です。
しかし、実際YouTubeという世界はそんなに簡単な世界ではないことも確かです。
多くの人が始めては辞めているのが現状です。
本書では、これからYouTubeを始める人や、始めたけど伸び悩んでいる人のために、YouTubeについてまぁさんが1年半かけて学んだノウハウを詰め込んでいます。
まさに当研究所は、ターゲットとしてぴったりだったわけです。
登録数が18万人を突破してまぁさんが確信したこと
それは、「的確な戦略に基づいてYouTube運営をすれば、どんな人でも成功できるチャンスはある」ということです。
本書に登場する重要なポイントを3つに絞って解説していきます。
① 成功するチャンネル、失敗するチャンネル
② ジャンル選定の重要性
③ 動画設計図:マル秘シナリオテクニック
それでは順に見ていきましょう。
① 成功するチャンネル、失敗するチャンネル
突然ですがあなたに質問です。
YouTubeの広告収入だけで生計を立てられるのは全体の何%だと思いますか?
はい、正解をお伝えします。たった0.3%です。これはつまり東大に合格(0.5%)することより難易度が高いということです。
こうしたデータからもわかるように、「ガムシャラに動画投稿をしていればいつか報われる」というは、もはや幻想です。
YouTubeは現在、視聴者の可処分時間を奪い合う過酷なレースの真っ只中です。
多くの芸能人が参入し、毎日多くのチャンネルが生まれ、今後も可処分時間の奪い合いは激化していきます。
結論として、ノープランで成功できるYouTubeの時代はすでに終焉しています。
戦略無くしてYouTubeで成功は不可能です。
YouTubeで収益化するには、
・登録者1000人以上
・1年間の再生時間が4000時間を上回る
この2つの条件を達成する必要があります。
YouTube運営には、超ド根性が必要
動画のクオリティーを保ちつつ動画の本数を増やしていかなければならないので、超ド根性が必要なのはいうまでもありません。
登録者数1000人でようやくスタートラインに立てるわけですが、この1000人を達成しているのは全体の10%程度。
そもそもチャンネルを収益化する段階まで持っていくこと自体が過酷なレースなんです。
いつ収益化の達成ができるのかわからない、先の見えない目標に対して、モチベーションを保って動画投稿をすることは当たり前です。
全国平均の時給が900円を超えている中、収益化の条件をクリアするまでは「タダ働き」です。
まぁさんはYouTubeコンサルタントとしても活動をされていますが、超高確率で伸びるであろうチャンネルであっても、運営をやめてしまう人がほとんどだそうです。
例えるなら、あと少しで金脈にありつけて大金持ちになれるのに、途中で嫌になってスコップを投げつけて掘るのを諦めてしまうようなもの。
これだけYouTube攻略は困難なわけです。修行僧のように日々強靭なメンタルで取り組む必要があるということです。
YouTubeという媒体で価値を提供する
心が折れそうな前置きはこれくらいにして、じゃあどうやってYouTubeを伸ばしていくのか?
ここについて見ていきましょう。
なぜYouTubeで結果が出せないのか。この原因は、YouTubeにおける価値提供についてしっかりと考えられていないから。
YouTubeは常に需要と供給で成り立っているので、視聴者に対してどんな価値を提供するのか?
この大前提を無視しても伸ばすことはできません。
・エンタメだったら視聴者の余暇を満たす楽しい時間
・ビジネスなら視聴者の知識をアップデートできる学びを提供
・田舎暮らしならストレスで疲れた視聴者への癒し
・ルーティンだったら視聴者が普段味わうことができない非日常
・キャンプだったらアウトドアがなかなかできない視聴者にとっての疑似体験
これらは視聴者にとって見るに値する価値があるから再生されます。
そして視聴者に長く見られるチャンネルは、YouTubeを運営するGoogleから優遇されます。
YouTubeの収益は、Googleが獲得してきた広告によって成り立つからです。
YouTubeの掲げるテーマである「好きなことでいきていく」という言葉をまぁさんはこのような意味で捉えています。
「視聴者にとって価値のあるコンテンツをあなたは楽しんで投稿できますか?」
あなたが好きなことを興味がある視聴者に価値ある動画で提供する。
ここから全てがスタートします。
好きなことで動画撮って投稿してもそれがあなたの自己満足である限りチャンネルは伸ばすことができません。
② ジャンル選定の重要性
YouTubeでは、成功するジャンルと失敗するジャンルが明確に分かれています。
もしあなたが失敗するジャンルを選んでしまったらいくらフルコミットしてYouTube活動しても成功する可能性は0に等しいです。
なぜ断言できるのか。
視聴者は当然ながら自分が興味のある動画しか再生しません。ともすると、YouTubeのアルゴリズムも視聴者にとって興味がありそうな関連の動画しか表示しないんです。
そもそもニーズがないジャンルで一生懸命動画を作ったとしても、検索されない、視聴もされない、結果としておすすめや関連動画にも載らないといいことなしです。
ここまで聞くとある疑問が浮かんできますよね。じゃあどんなジャンルにすればいいの?
ジャンルを決める際に注目するべき3つのポイント
1、イス取りゲーム
YouTubeにおける人気ジャンルが確立される前には、必ずイス取りゲームがあります。
この椅子取りゲームに勝つにはどうすればいいのか。
それは、短期間で急激に伸びているチャンネルを見つけ出すこと。
およそ3ヶ月くらいで急激に伸びているチャンネルを見つけた場合は、椅子取りゲームがスタートしたばかりの段階です。
短期間で伸びているジャンルはAさん、Bさん、Cさんとどんどん似たようなチャンネルが生まれてきます。
各ジャンルで成果が出せるチャンネルは10個ほど存在します。
10チャンネル以上になっているジャンルは激戦区、つまりレッドオーシャンなので、非常に成果が出しづらい状況に陥ります。
せっかく再生されても、YouTubeのアルゴリズムの都合上、関連やおすすめで上位チャンネルが表示されてしまうので、もはや無理ゲーです。
2、ニーズがあるのに誰も気づいていないジャンル
YouTubeに生まれていないジャンルは大きく分けて2つあります。
・そもそもニーズがないジャンル
・ニーズはあるけど誰も気づいていないジャンル
2つ目のニーズがあるけど誰も気づいていないジャンルを選定できれば成功確率はぐっと高まります。
ニーズがあると考えられるジャンルを見極めるには、再生数が1万回を超えているのに、同じジャンルで投稿しているチャンネルが少ないこと。
最近では、
・ゲーム実況ではなく、クソゲーに絞ったゲームレビュー
・ホームレスの日常
・貧乏人フリーターのVlog
・若ハゲ
このようなジャンルは誰も気づいていないニーズをうまく取り込めた典型例です。
リサーチをすると一攫千金を狙えるジャンルはゴロゴロありますので入念にリサーチしましょう。
3、ターゲットを絞り込む
ターゲットを絞り込む際は、他のYouTuberが独占していないところを探しましょう。
独占されているジャンルはすでに成熟しきっているので、成功する可能性は一気に低くなります。
ターゲットを設定する際は、6つのポイントを意識します。
・競合はどれくらいなのか
・どんなスタイルで動画が作られているのか
・再生回数や検索件数
・視聴者の属性
・3年以上継続できるか
・動画制作コストは現実的なのか
ニーズがあって競合が少ないジャンルをしっかりと見極めて、ターゲットを絞っていきましょう。
③ 動画設計図:マル秘シナリオテクニック
YouTubeを伸ばしていく上で重要なのは、良いシナリオを作るということです。
あなたはYouTubeをみているときに、「この人は動画で何を伝えたいんだ?」と思ったことはないでしょうか。
これがまさに悪いシナリオです。視聴者に動画が持つ価値を十分に伝えきれていません。
視聴離れが発生する大きな原因としては、動画構成がチグハグで、何を言っているかわからないから。
物事をわかりやすく伝えるためには型があります。
結論、理由、具体例、結論の順番で話していく方法です。これはPREP法と呼んでいます。
動画開始から先に結論を伝えることで、この動画は見なきゃ損だ!と思ってもらうことが何よりも重要なんです。
視聴者に価値を提供しようとするなら、良いシナリオを作って、的確にわかりやすく伝えていくように意識しましょう。
ここまでの説明でPREP法がいかに重要かわかったと思います。
ここからはさらに!
PREP法をYouTube仕様にカスタマイズした学術サロン式シナリオ術をご紹介します。
学術サロン式シナリオ術
それは、7つのルールを意識すること。7つのルールそれぞれを簡単に見ていきましょう。
1、ポイントは3つまでに絞る
Apple創業者でプレゼンの天才だったスティーブ・ジョブズも要点を3つに絞ってプレゼンしたことは有名な話です。
2、視聴者が共感できる具体例を入れる
視聴者の共感を得ることで信頼と承認欲求を満たすことにつながります。
抽象的な話だけで終わってしまうと学校の教科書的な内容になってしまいます。
3、口語を意識する
口語を意識すると親近感を持ってもらえやすくなります。
伸びているYouTuberは必ずと言っていいほど話し言葉で動画を収録しています。
4、途中で質問を入れて視聴者に考えさせる
視聴者に当事者意識を持ってもらうことが大事です。
視聴者は、この動画は自分に関係がないと思った時点で即座に動画を消します。
質問を投げかけるのは効果的に当事者意識を持ってもらえます。
5、実体験に基づいた自身のエピソードを入れる
チャンネルにストーリー性が生まれます。
視聴者が応援したくなるキャラを見せることこそが、YouTubeで成功する王道パターンです。
6、笑いどころをシナリオで3つ以内で入れる
視聴者は飽きやすいので少しだけ笑えることを織り交ぜることでより長く見てもらえます。
7、自虐、失敗談を入れる
視聴者はYouTuberに完璧を求めていません。
等身大の自分をさらけ出しているYouTuberほど人気を集めています。
この7つのルールはこう表現してもらえないとなかなか気づかないですが、有名なYouTuberは全員当てはまってますよね。
これからは学識サロン流7つのルールを取り入れながらブログを制作していこうと思いました。
いかがでしたでしょうか?
チャンネル登録者数18万人を突破したYouTuberのこれまでの奮闘内容を大暴露してくれる超優良書です。
これがなんとKindle Unlimitedで読み放題で公開されてるわけですからダウンロードしないなんてありえないですよね。
なかなか伸びないチャンネルは、全員が参考にすべき内容だと感じました。
月額980円で対象の本が読み放題なので、学識サロンさんの本書をきっかけにサブスクしてみるのもアリだと思います。
「これからYouTube始めてみたいな~」と考えている方にはピッタリな本なのでぜひ参考にしてみてください。
興味が湧いてきた人、もっと詳しく読んでみたいという方はこちらからどうぞ →学識サロン式YouTube戦略
他のインフルエンサーのお金に関する本もご紹介しています。
ビジネス系YouTuberマナブさん →億を稼ぐ積み上げ力
ビジネス系YouTuberやまもとりゅうけんさん →人生に逃げ切り戦略
インフルエンサー迫佑樹さん →人生攻略ロードマップ
インフルエンサーキメラゴンさん →不登校中学生だった僕の月収8桁の稼ぎ方
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