フランチャイズの仕組みを初心者でもわかりやすく徹底解説!
こんにちは!
フランチャイズオーナーズラボの小山です。
今回は、フランチャイズの仕組みを初心者にもわかりやすく解説していきます。
・サラリーマンとしての働き方が自分に合っていないな〜
・自分で決定権を持って仕事をしていきたい
・店舗を持つことで自分の城を構えてみたい
フランチャイズに加盟しているオーナーたちは、始めの頃はこんな思いを抱えて独立開業に向けて進めてきました。
フランチャイズを検討しているあなたに、フランチャイズの仕組みや加盟までの流れを解説していきます。
フランチャイズの仕組み
フランチャイズとは、フランチャイズ運営本部に加盟するオーナーが加盟金やロイヤリティを支払うことで商標の使用権や商品&サービスの販売権を得られるシステムのこと。
本部と呼ばれる「フランチャイザー」と加盟店(フランチャイジー)が契約を結び、加盟店を増やしていくための経営手法です。
本部は加盟オーナーを増やして組織を拡大し、グループ全体の売上をあげることができるのが大きなメリットです。
加盟店の大きなメリットとしては、本部がこれまで培ってきた店舗運営や経営のノウハウを一気に活用することができます。
自力で個人事業や法人設立にチャレンジすることもできますが、サラリーマンとフランチャイズオーナーとでは全く働き方が違います。
フランチャイズに加盟することで、本部からノウハウを提供してもらいながら短期間で独立開業に踏み出すことができます。
フランチャイズチェーンは今でも拡大中
歴史は古く1963年にダスキンがフランチャイズ展開を先駆けて、その経営システムは爆発的に拡大し、今では市場規模は約26兆円にまで達しました。
ノウハウを持った本部だけで拡大しようにも資金の問題やオーナーを任せる人材を排出できないなど限界がありました。
しかし、このフランチャイズシステムを導入することで、オーナー業を目指して独立開業したい人材を速く集めることができ、オーナーの自己資金も投入してもらうことで資金と人材の問題が解消。
加盟店をものすごいスピードで増やし、市場占有率を高める効果も期待できます。
次に本部と加盟店の間でどんなやりとりがあるのか見ていきましょう。
本部が加盟店オーナーに提供するもの
「加盟金やロイヤリティーを支払う代わりに、本部は何をやってくれるの?」と疑問に思う人も多いかと思います。
そこでフランチャイズに加盟することで本部がどんな経営サポートをしてくれるのか見ていきましょう。
企業ブランド・商標の活用
本部は加盟店に対して組織の一員ということで、ブランド名のついた商品や看板を使うことを許可されます。
ブランド名を掲げた看板を利用できるというのは、加盟店にとっては物凄く大きな恩恵となります。
例えばコンビニで考えてみます。
大手コンビニチェーンに劣らない店内設備や接客、サービスだったとしても、それが◯◯商店という店名だったらどうでしょうか?
パッと見の印象だけでその店に足を運ばないという人は多いのではないでしょうか。
これがブランド名、商標を利用できるという大きな恩恵です。
個人で開業しても集客でつまづき、結果的に廃業に追い込まれるというのはよくある話です。
最新の業界情報の提供
所属する業界での他社の動向や、法律やルールの改正などは、フランチャイズ本部がいち早く情報を入手します。
そのような店舗運営に影響のある情報は定期的に加盟店へ提供してくれます。
店舗運営で人手が不足し、現場がバタバタしていて余裕がない時でも本部から提供される情報により事前に対策をすることもできます。
時には、法律やルールの改正により急遽、行政へ届け出が必要になる場合もあるので、こうした情報提供は非常に助かる部分でもあります。
開業資金、運営資金のサポート
加盟店への経営ノウハウの提供だけでは、なかなか開業できるオーナーはいません。
開業にかかる資金や加盟金、保証金まで全てをオーナーが負担するとなると開業するだけで数千万円もかかってしまうので、挑戦できるオーナーは超少数になってしまいます。
そこで本部は、オーナーの初期費用を少しでも軽減できるように最小限の加盟金や保証金を徴収し、そのほかの開業資金は負担してくれる場合も多いです。
本部の負担割合が大きいほど契約期間は長くなる傾向にあります。
様々な研修制度
サラリーマンである程度の社会人経験を積んでいたとしても、オーナーとサラリーマンではやることがまるで違います。
サラリーマンでは、自分に与えられた仕事さえ全うしていれば給料が入ってきますが、オーナーは自分自身のことに加えて、従業員の言動にも責任を持たなければいけません。
そのためオーナー自身の業務研修はもちろんのこと、人のマネジメント研修や指導研修、業界に知識を蓄える講義研修、売上管理、在庫管理など店舗運営に関わる業務全般の研修が必要不可欠です。
これらを短期間で習得してすぐに店舗オープンの場合、業界未経験のオーナーはもの凄く大変になります。
これらを考慮し、開業前の一時的な期間、契約社員として現場で働き経験を積むというインターン制度がある本部もあります。
本部もオーナーに失敗されては困りますので、失敗確率を下げるために研修制度を充実させている会社がほとんどです。
スーパーバイザーによる定期的なサポート
いくら本部がサポートしてくれているからと言っても、フランチャイズオーナーとして仕事をしていると予期せぬ事態に陥ることもあります。
人手不足、労務の問題、金銭の問題、商品やサービスの問題、お客様のクレーム対応など、様々なことが降りかかります。
本部のスーパーバイザーによる定期的な面談や電話での対話などで、発生したトラブルなどを相談できる機会があります。
スーパーバイザーは数十店舗のオーナーと接点を持ってマネジメントしていますので、既存店はそれらの問題にどう対処したのか事例を教えてくれます。
オーナーとして未経験で対処の仕方がわからなくても、本部のサポートにより解決できるのであればこれ以上の安心感はありません。
つまり、オーナーは本部の人たちとの良好な人間関係作りが最重要ポイントとなります。
オーナーがやるべきこと
フランチャイズ本部の手厚いサポートはわかりました。
次は、サポートをしてくれる本部に対してオーナーがやるべきことをまとめましたので見ていきましょう。
ロイヤリティーの支払い
フランチャイズに加盟したオーナーは必ずやらなくてはいけない義務です。
本部の商標を使用する権利、経営ノウハウの提供、定期的な本部のサポートなど、加盟店は目に見えないところで加盟したことでの恩恵を受けています。
ロイヤリティーの支払いが滞れば本部からは信用を失い、本部のノウハウを盗んでいるのと同じ意味になってしまいます。
問答無用で契約解除となるか、厳重忠告でブラックリストに入ってしまうかどちらかになります。
それだけ本部への納金は最重要です。
今後の人生を左右するほどの重要事項だと認識しておきましょう。
スタッフの指導や教育
本部のブランドイメージを維持するためにも従業員への指導を徹底しなければなりません。
接客態度は、リピーターの獲得に大きく影響するので、そのまま店舗の売り上げに直結しますし、ブランドイメージにも直結します。
オーナー自ら率先垂範を徹底して、店舗の風土に浸透させるレベルでスタッフに教育、指導していくのが理想です。
近年では、バイトテロ言われる店内での悪ふざけ動画や写真がSNSにUPされ、強制的に契約解除などの措置を取られる事件もあります。
損害賠償にまで発展してしまうと最悪、自己破産にまで陥ってしまうことになりかねません。
経験値を積めば、採用する段階で人の本性を見抜けるようにもなってきます。
店舗運営には全力で取り組みましょう。
本部の方針に沿った店舗運営
本部のサポートありきで開業できているので、フランチャイズオーナーは本部の方針に従わなければなりません。
一見窮屈に見えると思いますが、方針に従うというのはどんなビジネスマンも同じです。
一見華やかに見える芸能人でもTV局の方針に従いますし、YouTuberであってもGoogleの方針に従わなければなりません。
違反すれば、問答無用で契約解除、あるいは追放されてしまいます。
サラリーマンという働き方から解放された!とは言え、フランチャイズオーナーも本部からの制限はあります。
本部の方針、ルール、規定などを熟知した上で店舗運営に励みましょう。
加盟契約からオープンまでの流れ
フランチャイズの仕組みがだんだんと理解できてきたところで、加盟契約までのステップからお店のオープンまでの流れを見ていきましょう。
フランチャイズに加盟する業界の選定
まずはあなたがどんな業界に適性があるのか見極める必要があります。
接客が好きなのか、教えることが好きなのか、お客さんとのおしゃべりが好きなのか、専門技術があるのか、
お客さんをサポートするのが好きなのか。
あなたの特性や特技に合わせて業界を選定していきましょう。
いくら儲かりそうだからと言って、全くの未経験の業界でやったことない作業ばかりだと始めは結果を出すのに苦労します。
実務に合わせてマネジメントや人事、会計など管理業務もフランチャイズオーナーには降りかかってきます。
だとしたら好きで得意な仕事の延長でオーナー業務に携われた方がはるかにいいですし事業を継続できます。
フランチャイズ加盟本部の比較検討
あなた自身が加盟したい業界が決まってきたら次はフランチャイズ本部の選定です。
業界は同じでもフランチャイズ本部の経営方針は全く違うので、本部の選定を誤ってしまうと結果が出しづらくなるばかりかサラリーマンと変わらない収入にまで落ち込んでしまう。
なんてことになりかねません。
十分な研修制度がなかったり、人材採用や集客などで十分なサポートがなかったり、本部によってピンキリです。
ひどい本部だと加盟だけさせてオーナーから加盟金を搾取し、赤字で撤退させるというサイクルを繰り返す加盟金詐欺のような手法をとることもあります。
十分に比較検討を行いましょう。
資料請求、加盟説明会への参加
比較検討ができて、本部をある程度選定ができたら気になるフランチャイズ本部へコンタクトをとり、資料請求や無料説明会へ参加をしましょう。
特に説明会へ参加することで、フランチャイズ本部を運営する担当者の人柄や人間性を肌で感じることができます。
説明会のその場で強引に勧誘してきたり、しつこくコンタクトを取ろうとする本部は信用できません。
加盟を検討するオーナーのことよりも自分の成績のために加盟店を増やそうと考えていますので、慎重に検討する必要がありそうです。
加盟審査、書類選考、面接
加盟の意思が決まったら本部に審査をしてもらいましょう。
収入証明書や預金口座の残高、納税証明書など、あなたが本当に信用ができる人なのかを本部は見極めます。
始めから資金がショートしそうなオーナーとは、本部は契約はできませんので成績が悪いとふるい落とされてしまいます。
自己資金と相談しながら加盟審査へと進みましょう。
加盟契約(加盟金、保証金の支払い)
審査が通ったら加盟金や保証金の支払いに移ります。
オーナーの加盟に対する本気度を見るという意味合いもありますので、提示された金額はすぐにでも支払いましょう。
加盟金は、本部の経営に関するノウハウを全般的に使用する権利の代金です。
保証金は、万が一オーナーが店舗経営を放棄してトンズラしてしまった時のために本部が預かるお金です。
気持ちの良いお金のコミュニケーションを心がけましょう。
店舗オープンし、加盟店オーナーに
開業資金を支払ったら晴れてフランチャイズオーナーの仲間入りです。
あなただけの城を持って、サラリーマンでは味わえなかった楽しいビジネスライフを送りましょう!
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この記事は、【FOLAB フランチャイズオーナーズラボ】小山が書きました。
フランチャイズオーナーとなり、
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