コンビニ経営って実際儲かるの?メリット・デメリット徹底比較!

こんにちは!

フランチャイズオーナーズラボの小山です。

今回の記事では、コンビニ経営って実際にどうなの?という観点で記事を書いていきます。

 

同じフランチャイズオーナーといっても、本部次第で人生は大きく変わってしまいます。

近年では、コンビニチェーンはいい噂を聞かなくなりました。

 

この記事は、こんなあなたにはピッタリな内容です。

・加盟するなら確実に成功したい

・メリットとデメリットを知り十分検討したい

・あらかじめリスクを知り、できれば回避したい

・業界の人しか知らない闇も知りたい

 

この記事を読めば、あなたがコンビニオーナーとしてFC契約するべきか否か判断できます。

それでは早速見てみましょう。

 

コンビニオーナーの平均年収

コンビニ経営 平均年収

立地や店舗の規模などで変動しますが、コンビニオーナーの年収は700万円前後という統計が出ています。

日本人の平均年収が436万円(令和2年9月期時点)なので、年収700万円は平均以上と言えそうです。

ただし、この日本人の平均年収はニートや非正規雇用なども含む平均値です。

 

コンビニ経営は専従者が必須になっていることもあり、開業直後は配偶者が専従者になる場合がほとんどです。

よってコンビニオーナーの平均の世帯年収が700万円であるということです。

日本の共働き世帯の平均世帯年収は730万円なので、統計的な平均値のデータでは「サラリーマンよりも絶対に儲かる!」ということはなさそうです。

 

次に、コンビニオーナーの成功事例と失敗事例から収入事情を見てみましょう。

 

コンビニオーナーの最低年収事例

フランチャイズ本部は、オーナーの収入を保証するなんてことはありません。

経営者は、独立した自営業者としての働き方なので全て自分の責任です。

立地、集客、顧客定着、人件費、人材難、最低賃金など、全てが降りかかってきます。

 

立地が悪ければ集客が見込めませんし、接客が悪ければ顧客定着率も悪く売上が落ちます。

これは本部の責任ではなくオーナーの責任となります。

売上が対してないのに人件費ばかりかかる →オーナー自ら経営をしながら労働者としても働く

というケースがザラにあります。

 

赤字経営店も中にはありますが、この場合廃業の道を選ぶことになるのでここでは除外します。

業績がよくない店舗では、オーナーの年収が300万円しかないという場合もあるようです。

 

コンビニオーナーの最高年収事例

人材の育成に成功し、お客さんに受ける接客を提供できることで、顧客定着率UP、スタッフの定着率UP、結果として売上UPにつながります。

この場合、人件費も使えますし人材も揃っている状態になりますのでオーナーが半不労所得状態になれます。

この状態を作ることができると多店舗展開により収入が飛躍します。

 

中には5店舗展開する敏腕オーナーもいるようです。

1店舗あたりの収益が年間700万円だとすると、5店舗展開で年収は3500万円以上です。

とても夢がありますね。

 

コンビニ経営のメリット

コンビニ メリット

フランチャイズと言えばコンビニ!と思い浮かぶくらいに認知されているコンビニ経営ですが、なぜここまで人気で右肩上がりで成長してきたのか。

コンビニ経営のメリットを見ていきましょう。

 

未経験でも開業しやすい

コンビニビジネスは、価値ある商品を仕入れて売るというメーカーありきの小売ビジネスです。

商売の原理原則であり、消費者である私たちが一番わかりやすいビジネスです。

普段から私たちも利用していることもありイメージできる仕事なので未経験だとしても難易度の低い仕事と言えます。

また、研修制度も充実しているので短期間で業務内容を習得できるのがポイントです。

 

企業ブランドにより集客力が抜群

今では大手3社のコンビニチェーンの名前を知らない人を見つけることの方が困難なほどブランドネームが定着しています。

企業ブランドは絶大な信用を誇っているので、安心して買い物をすることができます。

よって立地が悪くなければ圧倒的な集客力を誇ります。

独立開業してもいきなり売上が立つのはこの上ないメリットです。

 

多店舗経営をすることで利益を増やせる

先ほどコンビニ経営の平均年収の項目でも見た通り、多店舗経営できる手腕を身に付けることができれば多店舗展開できます。

人材が揃っていれば半不労所得状態を作ることもでき売上が飛躍していきます。

自分の時間や労力を売るサラリーマンでは得られないメリットです。

 

サラリーマンが負うストレスを軽減できる

これはコンビニ経営だけではなく個人事業主全般的に当てはまりますが、直属の上司はいないので、嫌な上司によるストレスがないというのも大きなメリットです。

また、個人事業主としての働き方の特性上、店舗の近隣に住居を構えるのが通常です。

よって通勤時の満員電車によるストレスが皆無というのは、非常に大きなメリットではないでしょうか。

私自身も職場が徒歩2分なので電車移動は満員電車でなくとも苦痛に感じてしまうレベルです。

 

流行や時勢が影響しない

いい意味でも悪い意味でも、流行や世界的に情勢悪化しても影響がないというのがメリットでもあります。

コンビニで扱う商品は、食料や日用品など生きていれば誰しもが消費するものばかりです。

コロナウイルスの影響が世界的に広まる中、コンビニは長く滞在する場所ではないので3蜜の影響も受けません。

コロナウイルスの影響で極端に売上が落ちてしまう業界ではないので今後も安心です。

また、ライフラインの役割もあるので、災害などが起こってしまっても逆に商品が飛ぶように売れます。

外部の悪影響を受けにくいというのは大きな魅力です。

 

コンビニ経営のデメリット

コンビニ経営 デメリット

コンビニ経営のメリットばかり見て魅力に感じてしまっては早計です。

デメリットも把握して、あなた自身がそのデメリットを払拭できるのか。あるいは耐えることができたり、対策まで考え流ことができれば独立開業前の素晴らしい準備になります。

それでは見ていきましょう。

 

コンビニがすでに飽和状態

コンビニ推移

コンビニは2012年に日本全国5万店を突破し、2018年時点で58,430店舗にまで拡大しています。

図を見るとわかるようにコンビニの店舗数は横ばいとなり、供給が需要に追いついてきていることがわかります。

特定された商圏内でのコンビニの利用客の数は限られていて、店舗数を増やせば比例してお客さんが増えるわけではありません。

決められたお客さんの数を奪い合うという隣店同士の競争に突入していきます。

 

人材難に陥る可能性がある

普段コンビニを利用していると気がつくことですが、店舗数の増加により外国人労働者も増えてきています。

スーパーやレジャー施設など働き先の選択肢が増えたことでスタッフを揃えるのも一苦労です。

タウンワークなどの求人募集媒体を使っても人が集まらないことも珍しくありません。

学生のバイト先としてもコンビニは人気がありますが、社会人経験のない学生はちょっと注意されるとふてくされて簡単にやめてしまう傾向もあります。

募集で応募があったとしても人が揃えられない時間帯などもでてきて結局オーナー自らが労働を強いられるケースも多々あります。

 

周りのスーパーより仕入れ値が高い

コンビニでは、本部から推奨された仕入先から商品を仕入れることになります。

仕入れ代金の支払いは全て本部が代行してくれます。

しかし加盟店は、スーパーの店頭価格よりも高い値段で仕入れている商品もあります。

調査によるとコンビニで扱う16商品中10商品がスーパーよりも高かったという調査結果もあります。

こればかりは本部が管理していることもあり、加盟店でどうこうできる問題ではないのが残念なところです。

見加盟店は本部のいいなりで利益を操作されてしまうという見方もできてしまいます。

 

値引き販売の禁止

コンビニオーナーとしては、商品の廃棄については死活問題です。

廃棄する量を減らすことが経営状況改善の大きなポイントなので、値引き販売してでも商品の廃棄はなんとしてでも阻止したいところです。

ですが、「企業ブランドイメージを低下させる」という理由と本部が儲からないという理由で値引き販売は一切禁止されています。

コンビニ本部の中には、フランチャイズ契約解除を匂わせて値引き販売をやめさせた経緯を公正取引委員会から問題視されていることもあるようです。

廃棄が増えると本部が儲かり、廃棄を減らすと本部から睨まれる。

なんという不条理な状況でしょうか。

 

コンビニ業界だけではなく、個人事業主として会社から独立して働く場合のリスクに関してはこちらから

→脱サラ起業して失敗したこと、後悔したこと10選

 

コンビニ経営におけるリスク

コンビニ経営 リスク

コンビニ経営のデメリットと類似していますが、オーナーの頭を悩ませるリスクについて見ていきます。

 

24時間営業を強制されている

フランチャイズ本部の意向により24時間営業が義務付けられていました。

夜間の営業はお客さんが少なく売上が立たないにも関わらず、人件費はかかるというオーナーにとっては悪循環です。

本部にとっては人件費がかかろうが、売上がなかろうが売れた分のロイヤリティーによる収入があるのでダメージはありません。

深夜の営業は時給も高く人件費が高騰するので、ダメージがあるのはオーナーだけです。

この24時間営業の強制によりオーナーが長時間のブラック労働を強いられることも多々あります。

 

ロイヤリティーが高すぎる

コンビニのロイヤリティーは異常に高く、売上金の50%以上は本部に支払わなければなりません。

【セブンイレブン】

Aタイプ :売り上げ利益に応じて43%の率を上乗せした金額

Bタイプ :総利益に対し、スライドチャージ率を上乗せした金額

 

【ファミリーマート】

総粗利益高IFC-Cタイプ 総粗利益高2FC-Nタイプ
300万円以下59% 300万円以下59%
300~450万円52% 300~550万円63%
450万円以上49% 550万円以上69%

 

総粗利益高IFC-Aタイプ1FC-Bタイプ
250万円以下49%52%
250~350万円39%42%
350万円以上36%39%

 

【ローソン】

総粗利益高FC-Cnタイプ
300万円以下45%
300~450万円70%
450万円以上60%

契約タイプでロイヤリティーの変動がありますが、これは店舗オープンの際に土地や建物が本部負担なのかオーナー負担なのかで差があります。

所得税の累進課税は45%が上限ですが、コンビニチェーンのロイヤリティーはさらにそのうえを行く平均52%の率であることがわかります。

このロイヤリティーの高さがオーナーを苦しめます。

 

廃棄分も加盟店が負担する

コンビニ会計で特筆すべき点は、廃棄分の仕入れコストに関しては粗利計算に含めないという点。

例えば、100円の商品を100個仕入れて200円で販売し、70個販売できたとします。

この場合の粗利は、200円×70個-100円×100個=4000円です。

ロイヤリティーが50%だとしたらオーナーの利益は2000円になる計算です。

 

しかし、コンビニ会計は違います。

売上はそのまま200円×70個=14000円ですが、コンビニ本部は売れた分のコストしか計算しません。

仕入れ代金は、100円×70個=7000円となり、粗利は7000円と計算するんです。

結果、7000円に対する50%のロイヤリティーは3500円ですので、通常の粗利4000円-3500円で500の利益になってしまいます。

つまり、廃棄が出れば出るほど本部は儲かり、オーナーは苦しめられるという状況に陥ります。

これはコンビニオーナーから搾取するためのシステムとしか言いようがありません。

 

契約期間の縛りがある

コンビニのフランチャイズ契約は10年間が一般的です。

物件取得費、改装費、人材募集費、レジシステム導入費、冷蔵・冷凍設備など、コンビニをオープンさせるまでに初期投資は軽く数千万円かかります。

それら全ての費用をオーナーに支払わせていたらやりたいと思うオーナーは限りなく0に近いです。

オーナーの負担は数百万円の加盟金と保証金のみであとはフランチャイズ本部が用意することになります。

10年以内で簡単にやめられてしまっては、本部は大損してしまいます。

それを防ぐために長期の契約期間が定められているんです。

 

違約金が発生する

10年間の契約期間のうちにオーナーの経営次第では、採算が合わなく経営が厳しくなってくることもあります。

10年以内にやめられてしまうと本部は大損してしまいますので、違約金を定めることで加盟店オーナーには10年間の経営を全うさせようとします。

この仕組みこそがオーナーを苦しめます。

 

売上が十分に立たず利益が十分にない場合、求人募集で経費をかけることもできなかったり、人件費を抑えなくては経営が余計に悪くなる場合もあります。

結果としてオーナー自らがブラック労働を強いられる状況に陥ってしまうとオーナーとしてはコンビニを廃業したいと思うのも無理はありません。

違約金問題を巡り、オーナーと本部で裁判沙汰になったこともあります。

フランチャイズ本部も経営を安定させるために様々な投資を行っており、違約金の請求に関しては不合理ではないと認められているようです。 →参考:サークルKサンクス違約金問題

 

これらのリスクに関しては参考になる本があります。こちらからどうぞ →コンビニの闇

 

コンビニ経営の闇

コンビニ経営の闇

コンビニチェーンでフランチャイズ契約をしてからコンビニの闇を知って、「こんなはずじゃなかった!」と後悔することのないように、しっかりとコンビニ経営の闇にも触れておきましょう。

 

SNS普及によるバイトテロ問題

近年、コンビニのレジ近辺にあるおでんを口に含んで吐き戻すという動画がSNSにUPされたり、冷凍庫にふざけて入って写真を投稿するなどという悪質な行動が若者の間で横行しています。

企業ブランドイメージに著しく損害を与えるばかりではなく、加盟店オーナーの契約解除にまで発展する深刻な問題です。

これは通称バイトテロと呼ばれています。

 

面接をして採用する段階ではバイトテロをする人なのかどうかの判断は難しいため、未然の対策は難しいように思います。

であれば事後の対策を未然にしておくことが大切です。

万が一バイトテロで契約が解除されてしまえば、オーナーは本部から違約金を請求されてしまいます。

加えて加盟金、契約金などこれまで支払ってきた様々は資金が無駄になってしまいます。

損害額は実に1500万円以上に登ります。

 

採用時に雇用契約書、あるいは誓約書などをしっかりと結び、悪質な行為を起こされた場合の損害賠償に応じる書面を残しておくことが重要です。

 

ドミナント戦略による顧客の奪い合い

コンビニチェーンが展開するドミナント戦略。

ドミナント戦略とは、チェーンストアが地域を絞って集中的に出店させる戦略のこと。

その地域における市場占有率をUPさせて独占状態を目指す経営手法です。

 

これは、利益がたくさん出ている店舗の近隣に店舗を構えることで店舗数を増やすばかりでなく、配送効率を格段にあげる効果もあります。

しかし、その特定地域における利用客の総数は決まっているので、オーナーにとってはシェアの奪い合いになってしまいます。

一月の利益が100万円だとすると、すぐ近くに隣店をオープンしてしまったら単純計算で利益が半減し50万円にまで落ち込む可能性があります。

この対策として、隣店に出店させないためにオーナー自らもう一店舗をオープンさせる敏腕オーナーもいます。

 

本部だけが儲かる都合のいいシステム

コンビニ経営のリスクで見てきたロイヤリティーの計算方法による廃棄問題。

そしてコンビニ経営の闇でご紹介したドミナント戦略によるオーナー潰しの経営手法。

これらは本部がいかに儲かるかを前提とした経営戦略であり、オーナーの人生や生活は全くと言っていいほど考慮していません。

 

しかし、加盟店の利益が極端に低すぎてしまうと辞めてしまうオーナーが続出するので「生かさず殺さず」という絶妙なバランスでFC展開しています。

これらを把握した上でFCに加盟するかどうかを判断する必要がありそうです。

 

 

コンビニオーナーになるまでのステップ

コンビニオーナーになるまで

コンビニ経営のメリットやデメリット、リスクや闇の部分も十分に熟知した上で加盟を希望する場合は、次の3つのステップを踏み、最適な選択をした上でフランチャイズオーナーを目指しましょう。

 

コンビニチェーン本部の特徴を知る

コンビニチェーン大手3社が9割のシェアを閉めるコンビニ業界。

有名な大手3社ですが、大まかな規定やルールは同じであるものの他社にはない独自の制度やルールは各社とも存在します。

ロイヤリティーの計算やパーセンテージも各社によってバラツキがあります。

高い売上を誇る商品や利益率の高い商品、また人材教育制度の方針も各社で差があります。

全てを比較検討した上であなたの価値観にマッチした本部を選択しましょう。

 

各社の説明会に参加して分析する

各社ともに打ち出している強みがあるようです。

ローソンの強みは、FCオーナーインターン制度。

契約社員としてローソンに入社して、毎月30万円の給料をもらいながら店舗運営を学んだ上で、独立開業する際には加盟金100万円が免除となります。

これは新規加盟するオーナーにとっては魅力的ですね。

 

セブンイレブンの強みは、時代の変化に対応するマーケティング能力。

消費者の生活環境の変化をいちはやく察知し、商品開発やサービス展開を他社よりも先に導入する。

業界のパイオニアになることで各社が追随するという構造になっています。

本部の経営努力により既存店の売上に大きく貢献しています。

 

ファミリーマートの強みは、総収入最低保証制度。

加盟店の年間総収入が一定額に達しないとき、本部がその総収入を保証します。

立地による集客状況や人材の定着など不確定要素が多いコンビニ経営には非常にありがたい制度です。

 

自分に最適なプランを選択する

このようにフランチャイズ本部各社ごとに方針やルール、制度は違っています。

あなたが何を重視し、どこに重きを置いているかであなたに適している本部も変わってきます。

十分な比較検討をした上で、納得してフランチャイズ加盟をしましょう。

 

コンビニチェーン加盟オーナーの声

コンビニオーナーの声

最後にコンビニオーナーのリアルな声をご紹介します。

本部が紹介するオーナーの声なので基本的に加盟に関するマイナスな部分は書いてありませんが、加盟のきっかけや今後の展望など参考にできる部分はあると思います。

よろしければ次のリンクからどうぞ

ローソン加盟オーナーの声

セブンイレブン加盟オーナーの声

ファミリーマート加盟オーナーの声

 

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この記事は、【FOLAB フランチャイズオーナーズラボ】小山が書きました。

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