たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方【要約・まとめ】

こんにちは!

フランチャイズオーナーズラボの小山です。

 

今回は、美容院カリスマ経営者の北原孝彦さんの大注目を集める新刊を見ていきたいと思います。

本のタイトルは、「たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方」

管理職、自営業、店長、経営者の方なら興味持つなという方が難しいくらいめっちゃ気になるタイトルですね。

 

美容室Dearsの北原孝彦さん

北原さんが経営する美容室Dearsは、全国47都道府県に156店舗を構える超大手の美容室グループです。

でも北原さんは最初から順風満帆だったわけではなく、

「人を育てることの難しさ」

「上司として部下を動かす難しさ」

に直面していたようです。

 

入社して3年目で店長に昇進した北原さんは、売上を上げるために、朝5時からチラシを配布しよう!と美容師達に声をかけました。

しかし、すぐに3人の美容師が辞めると言ってきます。業績を上げるための戦略だったはずがまさかの結果です。

美容院は、美容師がいないと業績悪化に直結します。業績悪化→労働環境悪化→離職の悪循環に陥っていたんです。

この状況を打破するためには、お客様にも従業員にも求められているビジネスモデルを構築すること。

「いやいや、そんなの当たり前でしょ」

と思いたくなりますが、このビジネスモデルを構築するために一言で説明するとしたら、「置きに行ったビジネスモデル」これが本書の結論です。

 

でも・・・これだけだとさっぱり意味わかないですよね。

分かりやすく言うと、自分の意見を押し通すのではなく、お客さんや従業員に対して「本当に欲しいのはこれでしょ?」という器を作るビジネスモデルと言うわけです。

その器に、お客さんも従業員も集まってくるんですね。

 

それでは「置きに行ったビジネスモデル」早速見ていきましょう。

今回も、本書に登場する重要なポイントを3つに絞ります

① ビジネスを成功に導く設定と設計

② 辞めてしまう原因を潰す

③ 「成長」=「幸せ」とは限らない

 

順番に見ていきましょう。

 

① ビジネスを成功に導く設定と設計

設定と設計

設定とは、再現性のあるものをどういう人が喜んでくれるか。そのターゲットのことです。

設計とは、「こうしたらこうなるよね」という原理原則に基づいた「マニュアルと環境で再現できるもの」ということになります。

ちょっと抽象的でわかりずらいので、クイズ答えてもらうことで説明しますね。

あなたが美容室を経営していて、次のようなタイプの2名が面接に来たら、経営者としてどちらを採用しますか?

1、上昇志向が強くて、バリバリ仕事をして、お店の売上アップに貢献してくれそうな人

2、いくつかのお店を転々として、仕事や人生に疲れきっている人

さぁ、3秒で考えてみてくださいね。

3、2、1、はい正解を言います。

2番です。

 

おそらく今、責任者として働いている人はほとんどの人が1と答えましたよね。

北原さんは1は絶対に採用しません。

なぜなら、優秀な人材はいつまでも会社のために長くは働いてくれないからです。

基本的に独立を希望していて、せっかく時間や労力をかけて指導や教育を重ねてもいずれ巣立ってしまって逆に会社の成長を阻害させます。

設定や設計が間違っていると、経営者も従業員も両方が莫大なストレスを抱えながら仕事をしなければいいけないので、苦しい状況に陥ってしまいます。

 

北原式ビジネスモデルの構築

北原さんの設定と設計を見ていきましょう。

設定とは、簡単に言うとターゲットのことですから、ここでは、「他の美容室でこき使われて疲弊した美容師」のことです。

疲弊した美容師は、土日も出勤、長時間労働、さらには社会保険にすら入れてもらえない。

こんな過酷な環境で働いている場合が多いです。

疲弊した美容師でも働けるビジネスモデルを作っていくわけですから、どんな設計にすればいいのでしょうか。

これは、社員面接でやめた理由を聞けばわかります。

1、休みが取れない

2、給料が少ない

3、人間関係が気に入らない

この3つの理由に収束するんですね。

 

要するに、悩みを抱えた従業員に対して、全てをクリアさせる労働環境を設計してあげること。

従業員が求めているのはこれら3つの理由を解決してくれる職場であって、そうした器を作ることが「置きにいく」ビジネスモデルなんです。


② 辞めてしまう原因を潰す

辞める原因

北原さんの元へ相談に来る美容室のオーナーに、「今まで何人の人が辞めていきましたか?」と聞くと、だいたい10人くらいです。

と答える人が多いそうです。

「仮にその10人が辞めなかったとしたら、どのくらい業績が上がっていると思いますか?」と聞くと、今の3倍くらいは売上が上がっていると答えるそうです。

どのオーナーもわかっているんです。でも従業員の離職を抑えられない。

ポイント1で見たように、辞めてしまう3大原因を潰していけば離職を抑えることができます。

具体的に北原さんのグループ会社で実施していることを見ていきましょう。

 

休みが取れないという問題を解消する

休みが取れない問題を解消するための施策として「週休3日とフレックス制」を採用しています。

なぜ週休3日に落ち着いたかと言うと、主婦の場合、週休2日だと子供に全ての時間を取られてしまうからです。

週休3日であれば、土日に子供に時間を割いても、残りの1日は自分の時間を持つことができます。

こうすることで肉体的にも精神的にも余裕が生まれます。

また、フレックス制を導入しているので、働く時間は自由。

お客さんに次回予約をしてもらう仕組みがあるので、自分が休みたい日にちに合わせて調整すれば、1週間の旅行などの長期の休暇も可能です。

 

給料が少ない問題を解消する

美容師はビジネスモデル上、出世しても月収100万円は難しいです。

キャリアアップを目指す場合は、基本的に独立するしかありません。

ディアーズで働けば、美容師一人当たり、平均で月に80~100万円の売上を作ることができるので、30~40万円の給料を誰でも取ることができます。

これだけの売上を作れるのは、仕組み作りを徹底しているからですが、話すといくつも紹介したくなっちゃうので、詳しくは本書をご覧くださいね。

 

人間関係が気に入らない問題を解消する

従業員のストレスは、職場の人間関係にも大きく影響されます。

人間関係のストレスは、職場のスタッフ同士が仲良くなることが原因で、仲良くなってケンカするから摩擦が生まれます。

通常、朝礼やミーティングを行い、結束力を高めようとしますが、ディアーズは一切行いません。

従業員がそれぞれ自分の仕事に徹していれば、あえて結束する必要がないからです。

ケンカさえしなければ仲良くなる必要はないです。

特に女性は感情が爆発してしまうと「絶対に許さない!」というゾーンに入りがち。だからこそ適切な距離を保つ工夫が大切です。

ディアーズでは、みんなで行く食事会にのみ会社からお金を出すと言うシステムを採用。

仲のいい二人で行く食事会にはお金を出しません。

従業員は、自然と2人で行くより、みんなで行ったほうがいいねとなります。

仲の良い人たちだけで行くと必ず仕事や職場の人間関係に対する愚痴が出ます。

 

これを予防する施策なんですね!

このように人が職場を辞めてしまう3つの理由を一つ一つ潰していくことが大事なんです。

 

  「成長」=「幸せ」とは限らない

成長=幸せ

美容室のオーナーに限らず、自ら起業して会社を作る経営者というのは、従業員時代にバリバリ仕事をしていた人がほとんど。

北原さん自身も、朝の5時まで練習して、8時には出勤するという日々を送っていました。

こういう経営者は、「成長することこそが将来の幸せに繋がる」と信じているので、従業員に対しても成長を求めてしまいます。

しかし、社員はなかなか思うように動きません。

 

「俺がこんなにお前の成長を考えているのに、なぜわからないんだ?」

こうしたストレスを抱える経営者はかなり多いんです。

ここでまず認識しなきゃいけないのが、幸せの定義は人によって違うということ。

成長=幸せというのは、あくまでも価値観の一つにすぎません。

 

経営者と従業員の思いは平行線

今の時代、特に若い世代の多くは、成長=幸せとは考えていませんし、そもそも成長を求めていない人の方がはるかに多いです。

高度経済成長期の日本は、人口も経済も右肩上がりで、仕事をやればやるほど成果が出た時代。

だからこそ成長=幸せという価値観でした。

でも今は、バブル崩壊後に社会に出た世代です。

世の中は常に不景気で、経済成長の恩恵を受けたことが一度もありません。

だからこそむやみに成長を目指す必要はない。今日を無難に生きることができればいい。そんな価値観になっています。

 

経営者が「なぜ成長を目指さないんだ?」とストレスを抱える一方で、

社員は、「なぜ成長を求めるんだ?」とストレスを抱えています。

この双方のストレスがマグマのように沸き起こり、やがて社員の離職という形で爆発します。

自分の価値観やスタイルを押し通すのではなく、妥協して相手のスタイルや価値観に合わせてモデルを設計して置きにいきましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

本書のタイトルの通り、100店舗増やすノウハウを伝えるべきかと思いましたが、本書の良さは、従業員やお客様と向き合うことで、ニーズに応えているという部分です。

特に、従業員の価値観に合わせてどんな労働環境を提供するかここにフォーカスして解説しました。

この内容は、どんなビジネスにも応用できますし、管理職やオーナーなど、責任が大きい立場にある人は特に押さえておくべき内容だと言えます。

私もオーナー業をしているのでわかりますが、経営で一番悩むのは従業員についてです。

オーナー仲間ともよく話しますが、みんな、人をどう確保するか、どうやって離職させないかについて語り合います。

会社で管理職についている人も部下との接し方一つで成果は変わってくるので、本書を手にとって学んでみてください。

共に強い組織を作りましょう!

 

ぜひ手にとって読んでみてください。→たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方

 

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この記事は、【FOLAB フランチャイズオーナーズラボ】小山が書きました。

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